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LINKSによる低コストリモート開発のススメ

先日、LINKSを使ってのサンプルデモをTwitterにあげたところそれなりに

再生されたみたい。

で、今日の記事は ウチで開発しているノベルゲームエンジン「LINKS」を使ったリモート開発をススメてみたいと思う。

うちのLINKSのメリットとしては以下の通りかな

・C+DXlibで制作されているので軽量かつ高速に動作する(低スペックPCでも動作する)。

・タグが「C01」や「M01」といった半角英数字のためタイプミスが起きにくい。

・使用している素材のファイルサイズが小さい。

・基本的な機能(バックログなど)は実装済みのためプログラマへの負担が少なく開発できる。

まあ、今回のリモート開発という意味で言えば「低スペックPCで動作する」と「素材のファイルサイズが小さい」がメインのメリットになるかな?

で、メリットについて。LINKSでリモート開発するといいことが二つある。

一つは、各サークルメンバーのPCスペックを気にせず、同一の環境下でデバッグができること(Windowsのみね)。

もう一つは、使用素材のファイルサイズが小さいことでファイル共有が容易ってこと。

まず、同一環境下での開発の話をしようか。

各遠隔地にいるサークルメンバー同士でゲームを開発するとなると、環境の問題が出てくることがある。特に趣味でゲームを作るって場合だとこの問題は結構深刻だと思う。

なにせ、人によってPCのスペックは大きく変わる。特にPCに詳しいわけでない人がいるならなおさらね(うちのサークルにも2GBのPCを使っているメンバーがいる…..。代表とか……)。

で、そんなメンバーのところに高スペックPC(16GBとか)でしか動作しないゲームデータを送っても、そもそも動かないからもデバックもできない。

こういう背景から、(フリーゲームでの)リモート開発は難しいと思う。ほんとにね。

で、LINKSの場合はというと、メモリ2GのPCでもサクサク動作するんだよねー。そういう意味では本当に開発が楽になったよなぁ……。

まあ、低スペックPCでもサクサク動くってのはプレイするユーザーのPCスペックを選らばないってことにもつながるし。そういう意味では幅広く多くの人に遊んでもらいやすいかもね?

この辺の考え方は、任天堂の山内さんの影響かなぁ……。

で、次にファイルサイズの話。

現実問題、複数人でゲームを開発してると「あのBGM入れよう」やら「もうちょい立ち絵の差分使おうよ」といった話が出てくる。

で、いろいろ追加していくとかなり大きなサイズになってしまうんだよなぁ。

ファイルサイズが大きくなればなるほどデータのやり取りは困難になってくる。一時的にファイルサーバを経由してデータをやり取りすればいいかもしれないけど、それも先述した環境による影響が無視できない。

まあ、LINKSを使う場合は各種素材のファイルサイズが小さいからデータのやり取りがかなり楽なんだよね。

単純にスクリプトのチェックをするだけなら、テキストデータをzipなりでまとめてGmailで送ればいいしね。

ま、長々と書いてきたけど、大きなメリットとしては上記の二点かねー。

このメリットのおかげででLINKSでのリモート開発はかなりサクサク進んでるし。

まあ、遠隔地の方とノベルゲームを作る際にはウチのLINKSをぜひ。

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